『空の青さを知る人よ』考察!タイトルの意味は!?あの有名なことわざから?

『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』や『心が叫びたがってるんだ。』で日本中を感動の涙で包み込んだクリエイターチーム「超平和バスターズ」が贈る2019年秋の話題映画『空の青さを知る人よ』!気になる内容やタイトルの意味を考察していきます。

『空の青さを知る人よ』ってどんな話?

両親を失い、山に囲まれた田舎で2人暮らしをする姉妹・あおいとあかね。

17歳で高校2年生のあおいは、受験勉強もせず、暇さえあれば大好きなベースを弾いて音楽漬けの毎日を送っていた。そんなあおいを心配する姉のあかねは、13年前に両親を失って以来、ずっとあおいの親代わりになっていた。あおいを育てるために恋人との上京を断念して地元に就職し、それ以来、恋愛もせずに必死に過ごしてきたあかね。でも、あおいはそのことに負い目を感じて生きていたのだ。

そんなある日、高校卒業後に音信不通になっていたあかねのかつての恋人・慎之介がこの町に帰ってくることに。そんな時、突如として現れたのは「13年前からやって来たもうひとりの“彼”」。そう高校時代の慎之介“しんの”だった。

~映画『空の青さを知る人よ』の公式サイトより~

タイトルの由来となった「ことわざ」とは!?

タイトルの由来は『井の中の蛙、大海を知らず』ということわざです。小学生でも知ってる、ものすごく有名なことわざですね!

そしてこのことわざ、続きがあります。フルサイズ(?)だと

『井の中の蛙、大海を知らず。されど空の青さを知る』

と続きます。このフルサイズを知らない人も案外と多いのではないでしょうか?それもそのはず。何しろこの後半部分、出典の『荘子』には登場しないのです。そう、後半部分の『されど空の青さを知る』というのは後から付け足された言葉なのです。

フルサイズになると「狭い世界のことしか知らないが、その世界の何か1つ突き詰めれば、世界の深いところまで知ることができる。」という意味になるのです。

『空の青さを知る人よ』考察!「しんの」の存在とは!?

そもそも①高校卒業後に音信不通になっていたあかねのかつての恋人・慎之介、と②13年前からやって来た高校時代の慎之介「しんの」と、あらすじから随分とひっかかる部分があります。

「あの花」のめんまちゃんは、小さいころに亡くなっためんまちゃんの幽霊……のような存在でしたが、「空青」の慎之介は別に亡くなっているわけでも、生き別れでもありません。現在進行形30代独身男性の慎之介は普通に地元に帰ってきているのに、その上さらに高校時代の慎之介まで登場します。

え、なに!?生き霊ってやつ!?

詳しい経緯は劇場で観て確認していただくとして、この高校時代の「しんの」、『あかねスペシャル』と名づけられたギターにこびりついた、ひたむきに夢を追っかけてた時代の慎之介の「想い」じゃないかと考えます。

というのも、「しんの」は劇中で、あおいや慎之介と接触し、成長した彼女たちに『本当に大切なもの』を気づかせる役目を担っています。

「まだ世間の厳しさを知らないけれど、絶対に夢は叶うという自信を持っている」そんな「しんの」に触れ合うことで、都会に出て、厳しい現実を見て疲れて地元に凱旋した慎之介は①もう一度、音楽の道で成功するという夢を見ること②あかねへの気持ちを素直に伝えること、という2つの大切な気持ちに気づくのです。

つまり、ひたむきに夢を追っかけてた時代の慎之介=しんの……が『空の青さを知る人』その1!

『空の青さを知る人よ』作品情報


【STAFF】
出演:吉沢亮 吉岡里帆/若山詩音/落合福嗣 大地葉 種崎敦美/松平健
監督:長井龍雪
脚本:岡田麿里 キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀
主題歌:あいみょん(unBORDE/Warner Music Japan)
音楽:横山 克
原作:超平和バスターズ 
制作:CloverWorks 
製作:アニプレックス フジテレビジョン 東宝 STORY KADOKAWA
配給:東宝

【CAST】
金室慎之介、しんの:吉沢亮
相生あかね:吉岡里帆
相生あおい:若山詩音
新渡戸団吉:松平健
中村正道:落合福嗣
中村正嗣:大地葉
大滝千佳:種﨑敦美

(C)2019 SORAAO PROJECT


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